小説

THE ANYWHERE DOOR〜近未来予想図PART2〜「輸送の終焉」

小説

THE ANYWHERE DOOR

〜近未来予想図PART2〜
「輸送の終焉」

 

Introduction

202X年10月、株式会社ネオフューチャーが「ANYWHERE DOOR」を開発中であることを発表する。「ANYWHERE DOOR」は、行きたい場所を指定し、扉1枚を開けばどこにでも行けるという技術商品である。「ANYWHERE DOOR」の登場は利便性の向上の一方で、様々な産業界に暗雲をもたらす予告でもあった。

運送業界、鉄道業界、タクシー業界、航空業界、旅行業界の従事者の中には「ANYWHERE DOOR」の登場を不安視する者もいる。また、自動車メーカー、航空機メーカー、車輌メーカーへの影響も計り知れず、それはAMAZONを代表する通販業界の流通手法にも大きな変化が予想される。

これらの動きは、近い未来、今ある輸送が終焉を迎えることを意味している。

この物語は「ANYWHERE DOOR」がもたらす時代や経済の変化を予想し、近未来を描いていく壮大な空想小説である。

episode01_2022年06月20日13時29分

〜久地大学 医学部 尾山教授のコラム 一部抜粋〜

2020年、世界はコロナの渦に包まれた。多くの人類が命を落とした。このまま人類は死滅するのでないかと不安視する者もいた。だが人類は生き残った。世界中で繰り返されるロックダウンや緊急事態宣言、リモートワークの本格化、マスク着用の定着、ワクチンの緊急開発と接種運動が徐々に効果を上げ2022年では社会全体の動きも日常を取り戻している。

「日常を取り戻した」という言葉を敢えて言い換えれば、「コロナへの警戒が人々の日常生活に溶け込んだ」ということだと思える。

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