読書

絵師 熊坂力点が読んできた書籍「線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法」

読書

「線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法」

著者 OCHABI Institute

ざっくりな感想

”概ねの物体って、「まる」と「さんかく」と「しかく」で表現できちゃうよね”
と気づかせてくれた書籍です。

書籍の構成について

今回は省略。

どんな本か

この本は、「絵を描くロジックを知る」というアプローチで絵の描き方を学ぶ、まったく新しいデッサンの教科書です。とAMAZONでは紹介されています。ちなみに著者「OCHABI Institute」となっていますが、「一体誰?」って感じですが。「OCHABI Institute」は、お茶の水にある美術学校で、美大を目指す人のための予備校、一般の人も学べる、組織です。従って「OCHABI Institute」は美術学校の先生たちの知恵を集めて、製作された書籍と推測されます。

この本を読んだ後に気づいたこと。

というか、わたくし、この本、最初から最後までを一気通貫で読了していません。最初から読み始めていたのですが、この書籍に「あることに気づかせてもらって」からは読了することを止めました。その後は気になったことがあれば辞書みたいな立て付けで調べ物をする感じで活用させていただいています。

書籍の途中で、あることに気づかせてもらった

気づかせてもらったのは
「概ねの物体って、”まる”と、”さんかく”と、”しかく”で、絵では表現できちゃうよね」ということです。ここで私はページをめくる手を止めました。

「概ねの物体って、”まる”と、”さんかく”と、”しかく”で、絵では表現できちゃうよね」は本当なのかということを検証する。

結論:「概ねの物体って、”まる”と、”さんかく”と、”しかく”で、絵では表現できちゃうよね」は本当です。

ひとつ、私が絵を描き始めた2020年初頭の作品を例に挙げて解説します。

ここで挙げる例は、私の第1作品目の「チコちゃんに叱られる!」です。
もちろん完全な「まる」「さんかく」「しかく」では、ないのですが、
チコちゃんを観たときにこんな感じを例に感じ取っていただければと思います。
「髪型は楕円の下の1/3を切り取ったものだ」
「目、耳、手と指、洋服のボタン、靴の形は概ね楕円形の変形スタイルだ」
「ピンク色のワンピースは、腕の部分は長方形を斜めにしたスタイル。胸から下のスカート部分はだいたい台形だ。襟の形は三角形だ」
「口は、楕円形が発展した三日月っぽい形」
という形に気づいてくると思います。

と言った感じで、チコちゃんをいきなり描くのが難しいと感じる人もいるかもしれませんがチコちゃんはどんな「形」で構成されているのか気づくことにより、最初は多少下手でも「チコちゃんらしきもの」は描けるということです。

ちなみに
「チコちゃんの顔の輪郭は、どんな形ですか?」と問われたとき、皆さんなりの回答を考えるのも頭の体操になります。

私なりの回答は「チコちゃんの顔の輪郭は、丸みを帯びた台形と、アゴのあたりは楕円形の一部で、それらを組み合わせたもの」です。私なりの回答は、あくまでも私の回答です。観察の仕方次第では組み合わせは無限大です。皆さんなりの視点と観察方法で回答を考えてみてください。楽しいですよ。

おわりに

ビジュアル表現というカテゴリを軸に世の中の眺め型の視点が増えた一冊でした。
この書籍のおかげで、わたくしの絵師としての「始まり」が「始まった」と言っても過言ではありません。良い書籍に出逢えたなというのが実感です。

では、また。

コメント