男はつらいよ

継承されていく永遠の映画。

映画「男はつらいよ」は、テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇である。毎回旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描いていた。

寅さんに満男とは別の甥っ子がいた!

その名は”車さと次郎”

”流しの映像撮影技師”を生業とする「フーテンのさとちゃん」こと車さと次郎が、何かの拍子に故郷の川崎に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇となる。旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない熊次郎の恋愛模様を、川崎市・横浜市の美しい風景を背景に描いていく。

第52作のマドンナ役は"井川遥"

「男はつらいよ」のマドンナ役のオーディションを開催した結果、約5万人の応募者の中から井川遥が合格し、ハルカ役としてのキャスティングが決定した。

物語

「フーテンのさとちゃん」こと、車さと次郎は、京都での撮影現場で今日も仕事にいそしんでいた。 そんなさと次郎は仕事帰りに一杯ひっかけようと「BAR ハルカ」初めて立ち寄る。 そこには、店を一人で切り盛りするハルカの姿があった。 その後、何度か店に通ううちに、常連客とも仲良くなりつつも、徐々にハルカに惹かれていくさと次郎。 この作品は京都のBARを舞台にさと次郎を取り巻く人間模様を描く心温まる物語である。

主題歌 石川さゆり

「ウィスキーがお好きでしょ」

ウイスキーがお好きでしょ
もう少ししゃべりましょ
ありふれた話でしょ
それでいいの 今は

気まぐれな星占(うらな)いが
ふたりをめぐり逢わせ
消えた恋とじこめた
瓶をあけさせたの

ウイスキーがお好きでしょ
この店が似合うでしょ
あなたは忘れたでしょ
愛し合った事も

ウイスキーがお好きでしょ
からかっているんでしょ
それとも酔ってるでしょ
それは私かしら

比べたりしないでね
あの頃の私と
見つめたりしないでね
あの頃の瞳で

ウイスキーがお好きでしょ
もう少ししゃべりましょ
ありふれた話でしょ
それでいいの 今は
それでいいの 今は
それでいいの 今は

キャスト

車さと次郎/佐藤幸則
ハルカ/井川遥
BAR ハルカの常連客/クマサカサトシ

スタッフ

主題歌/石川さゆり
協力/steady7
制作・企画/久地アバウト
撮影監督/佐藤幸則
監督/クマサカサトシ

スペシャルサンクス/steady7